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さかたにけんいち

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つらい頭痛・腰痛・肩こりから解放されたい貴方に
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疲れてもいいんですよ。
 先日の幼稚園空手教室のこと、ある子供の突きがいつもより力ない感じだったので、「どうしたの?もっと思いきりだよ。」と注意したところ、「だって、疲れちゃうんだもん。」と答えが返ってきました。まあ、そんなに深刻になる状況でもないので、「疲れても、がんばった分、強くなるよ。上手になるよ。」とはげまして、その後も基本の突きや蹴りを続けましたが、後になってこの子の言った、『疲れちゃう』 という言葉が何か自分の中で引っかかりました。

 『○○しちゃう』 というのは、そうしたくないのに、結果としてそうなってしまう時などに使う言葉です。「やせちゃう」とか「ふとっちゃう」とかなんかは、よく言いますよね。「疲れちゃう」と言い表したということは、疲れるのは、イヤなこと・良くないことだと思っているということです。しかし、疲れることは、そんなに忌み嫌うことなのでしょうか?

 疲れるということは、そこに自分のエネルギーを費やしたということです。つまり、自分がそこでがんばった証しなのです。がんばったら、がんばった自分をほめてあげればいいし、疲れたらしっかりと休息を取ればいいのです。良くないのは、疲れることでなく、その後回復できないこと、疲労が蓄積していくことです。子供なら、がんばって疲れても、家で疲れを取る時間も十分あるし、新陳代謝も活発なので、疲労を翌日に引きずることはめったにないでしょう。だから、後のことは考えず、その場・その時間、思いきり全力で、目の前のことにチャレンジしてほしいと思います。

 人は負荷を与えられ、それを乗り越えることで成長していきます。失敗をくり返し、次に訪れる成功の糧にしていきます。それが、『がんばる』ということだと思います。結果が出ていないときでも、がんばれたかどうかは自分で分かります。がんばれた自分は、前の自分と少し違う自分になれた気がします。もちろん、がんばった時は疲れます。しかし、その疲れはきっと心地よい疲れのはずです。そんな時は、疲れてもいいんですよ。むしろ、疲れを実感していたいって感じになるかもしれません。

 仕事などで疲れるのも同じです。その仕事で自分ががんばったから、疲れるのです。ストレスを感じるのも、それだけでは別に、悪いことではありません。何のストレスも感じない生活があったとしたら、それはとてもつまらないものなのではないでしょうか。疲れも、ストレスも感じてもいいんです。要はそれを溜めないこと。生活の中で、疲労を明日に引きずらない、ストレスをいつまでも溜め込まないサイクルを作っておくことが大事です。

 子供なら、夕ご飯食べて、親や兄弟と今日あったことを話して、お風呂はいって、ぐっすり眠れば翌朝ケロッとしてるでしょうが、大人の場合は、ある程度自分で意識しないとそういうサイクルはできません。睡眠時間が少々短くても睡眠の質を良くしてあげれば、カバーはできます。良い睡眠を確保し、寝てる間にできるだけ回復したいなら、寝る前の時間の使い方が大切になります。

 寝る前に、読書をすると落ち着く(視覚)、好きな音楽を聴くと気分がすっきりする(聴覚)、ストレッチをするとリラックスする(体感覚)、などいろいろありますが、自分がどの感覚を刺激すると気分よく眠れるのか知っておくと時間を有効に使えると思います。視覚優位の方なら、読書以外でも、好きな絵を眺めてもいいでしょうし、聴覚優位なら、落語とか、ラジオでもいいと思います。もちろん、音楽を流しながらストレッチと組み合わせるのもいいですね。私の場合は、音楽は流さずに、身体の部位に聞くような感じでゆっくりとストレッチをするのが好きです。それでも、稽古をがんばった次の(次の)日は筋肉痛を感じたりしてますが。

 疲れることを恐れず、嫌がらず、目の前のできることをがんばっていきましょう。これを読んでくれるあなたにはそれができるし、できた時は結果を待つまでもなく、まずはがんばった自分をほめてあげましょう。そしてごほうびにきちんと休息を与えてあげましょう。そしたら、また次、がんばることができます。結果もおのずとついてくるでしょう。 


~〈整体師の味方コメント〉~

 がんばり過ぎて、疲れきっている人には、「がんばれ!」は逆効果です。「休んだらいい。」と言うのも、本人にとっては苦痛に聞こえる助言です。そういう時は、ただ、「うん、君はとてもがんばっているね。」と認めてあげればいいと思います。人に認められていると実感できるだけでも、救われる瞬間はあります。



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テーマ:日記 - ジャンル:心と身体

身近なこと | 13:37:52 | Trackback(0)