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さかたにけんいち

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修行・稽古に名を借りた暴行は許せない。
(10月1日の再投稿時に改題)

 新潟市出身の序ノ口力士で17才だった斉藤俊さん(しこ名は時太山)が大相撲名古屋場所前の6月、愛知県犬山市で稽古中に急死した事件は、今月になって愛知県警がようやく立件に向けて動き、マスコミも連日報道していますね。

 倒れたのはぶつかり稽古の最中で、その後も適切な処置をするどころか、異変に気づかずにしばらく放置していたというのですから、師匠の時津風親方に「親御さんから大切なお子さんを預かる」という姿勢は、みじんも感じられません。

 それにもましてひどいのは、明らかになってきた暴行に実態です。稽古がいやで逃げようとしていた斉藤さんを時津風親方自らがビール瓶で額を殴り、稽古場の裏手で兄弟子ら数人も金属バットで暴行。斎藤さんの全身を殴打したとのことです。(朝日新聞より)

 これは、入門して間もない少年を死に至らしめる一因となる虐待であり、暴行です。業務上過失致死などではなく、障害致死罪にあたると思います。稽古で倒れた後に放置しておいたのも、「このまま死んでもかまわない」という未必の故意があったのでは?と疑われてもしょうがありません。

 自分の能力を、今より飛躍的に高めたいと思っても、なかなか自分では自分を追い込めない。だから他人から厳しい練習メニューを与えてもらい、それをひとつひとつクリアしていくことで、成長する。この考え方には、賛成です。相撲という厳しい世界での熱血指導には、怒鳴り声を上げたり、時には拳を振り上げることもあるでしょう。これも私は否定しません。厳しい稽古の一環としてしごきの必要性も認めましょう。

 しかし、そこには、指導者と弟子との間に、愛情と信頼関係がなければいけません。指導者には、弟子から指導内容を信頼してもらえるよう努める責任があります。もちろん、万一の際に備えての安全対策・危機管理体制は十分になされていて当然。その上で、弟子は、体力面や精神面での指導者からの信頼をかち取ってはじめて、より厳しいメニューを与えてもらい、成長することができます。

 時津風親方と兄弟子は、新弟子に対しての愛情もなければ、斎藤さんからの信頼も得ないまま、修行・稽古とは名ばかりの虐待・暴行を行い、稽古中に死亡させました。斉藤さんのお父さんに虐待の事実がばれないよう、遺体の火葬まで申し出た時津風親方からは、「なんとか自分の責任を回避できないか」という保身しか感じられません。

 指導者の資質としてこの親方には、はなはだ疑問を感じます。日本相撲協会幹部も北の湖理事長も、なぜこんな親方をかばうのか理解できません。若き尊い命を奪ったことの管理責任だけでも、部屋の廃業にあたいすると思うのですが。まだ事の重大さに気づいていないのでしょうか?

 相撲協会に自浄能力がない今、警察が立件⇒検察が起訴し、刑事事件として真相が究明されることを望みます。最後に、無念の死をとげられた斉藤俊さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 

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 たとえ、自分がそうするつもりではなかったとしても、結果に対して責任を持つ必要があります。それができないのなら、どんな仕事でもプロとは言えません。 
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10月1日再投稿

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